妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

子供の供養を忘れたこと

こんばんは。

結婚10年、自然妊娠はすべて流産、

妊活も失敗し、子なし人生に舵を切った夏祈(なつき)です。

 

夏に初めての妊娠流産してから初めて迎える冬。

夫婦の仲も冷え込んでいました。

 

私は初めて家出。

夫の実家をも巻き込む離婚騒動。

 

当時の日記が全て消えてしまったため、詳細忘れてしまいましたが、

 

夫はモラハラ的なところもあって、『出ていけ』とか言われたり、

さらに殴る蹴るは無いけれど、平手で体を押す程度の乱暴がありました。

(今は大丈夫です、念のため。)

 

この頃はまだ、夫自身も仕事を頑張るのが妻への愛情の大きさだという、

親からの洗脳が解けきっておらず、苦しんでいたのかもしれません。

 

喧嘩の度に…仕事の大変さが分かるのか、

俺以上に稼げるんなら稼いでみろよ、とか言われました。

 

私は、夫が仕事に目を向けるばかりで寂しかったのかもしれません。

 

性欲モンスター化していた原因は流産だけじゃなくて、

それ以外の部分もあったのかもしれない…とこれを書いていて気付きました。

 

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そして、大喧嘩になって私が逃げだした先は、

60km先の実家ではなく、その10倍も離れた夫の実家でした。

 

当時は実母より義母を頼りにし、慕っている変わり者でした。

(過去記事参照→義母のようなお母さんが良かった - 妊活『失敗』談

 

とにかく私は、最低の嫁でした。

 

義母は夫婦のことだから、と特に口出しはしてきませんでしたが、

代わりにごめんね、と。

 

 

夫は私が家出しようと、連絡したり迎えに来ることはありません。 

自分は自分、他人は他人。

他人のことには深入りしない、そういう人。

 

私は私で、流産はちょっと生理が重かっただけと思いこむ様に努めていました。

 

傷つきたくない、忘れたい、早く妊娠したい…。

 

来てくれた命を供養することなく、過ごしてしまいました。 

 

水子供養を知るのも、ずっと先です。

 

私には人としての心が欠けていました。

本当に恥ずべきこととしか言いようがありません…。

 

 

 

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