夫への仕返しだった流産手術
こんばんは。
結婚10年、2回の自然妊娠はどちらも流産。
焦って妊活するも上手くいかなかった夏祈(なつき)です。
私は子供は夫婦二人の時間を楽しんでからでいいやと思いながら、
子作り計画を語るくらい子供大好きな夫と結婚しました。
でも、初めての妊娠が流産になった途端、
夫は仕事の忙しさで性欲をなくし『子供なんて要らない』
私は性欲モンスター化して『子供は絶対欲しい』
夫婦の想いは逆転し、すれ違うことになりました。
夫はずっと不妊治療に反対し続け、
稀発月経と生理不順を放置したツケもあり、
次の妊娠は流産から2年3ヶ月あきました。
妊娠が分かっても、すぐに夫には言いませんでした。
2回も続けて流産する確率は低いから大丈夫、
今度は心拍を確認してから伝えて驚かせよう、
謎の自信すらありました。
しかし、6週程度の大きさのまま心拍確認には至りませんでした。
流産だと確定した時に、初めて『不育症』という言葉をしりました。
不育症とは・・・
妊娠しても流産、死産を繰り返し子供を得られないことと定義されています。
2回以上流産を繰り返す場合や、22週以降の死産だった場合に
不育症を疑い検査を勧めることが多いようです。
流産については、1回の妊娠で15%程度、
2回流産を繰り返す反復流産で4%以下、
3回以上流産する習慣流産は1%以下の確率です。
調べていくにつれて、
私はこんな低い確率に入ってしまったのかと呆然としました。
流産を告げられた時のことはよく覚えていません。
でも、『大丈夫ですか?』『話はできそうですか?』
そう気遣ってもらった記憶はあります。
私は、以前の流産の辛さが蘇り、即手術を選びました。
不妊の要素になるかもしれない可能性を考えてもいなかったし、
手術の副作用の心配よりも、
レス気味だろうとまったく気にもしない夫が恨めしくて、
私の苦しみを思い知らせてやりたい!
そんなどす黒い思いが湧いて湧いて止まらないのでした。
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