妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

ショックなだけの人工授精

結婚11年目に突入した夏祈(なつき)です。

なかなか投稿ができないまま時間が過ぎてしまい、申し訳ありません。

 

私の不妊治療はこのブログ執筆を以て完結するつもりです。

これからしっかりと治療内容について書いていきますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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時は、2度目の流産後、

Aクリニックにて検査および治療を始めた結婚7年目に戻ります。

 

まとめてできたはずの検査が卵管造影のみ延期なり、

原因の甲状腺は精密検査するも結局異常なし、

夫は夫でクラミジア陽性と宣告され…

kodomo-inai.hateblo.jp

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『最初から人工授精を希望します!』

高らかに宣言した私は物凄く恥をかきました。

 

それでも初診から2ヵ月で最初の人工授精決行となりました。

(影響はないということで、卵管造影と同じ周期です)

 

人工授精1回目

<7日目>

  • 初診

(強引に予約をねじこんだので遅めの初診です)

クロミッド錠…50mg
(夕食後1錠5日間)

 

<9日目・10日目>

  • 子宮卵管造影検査

 卵管詰まりなし、子宮形状等異常なし

抗生剤…トミロン錠
毎食後3日間

  • 経膣エコー

内膜:5.1mm
卵胞:左7.7mm、右13.7mm

 

<14日目>

  • 経膣エコーおよび尿検査(LH測定)

内膜:7.9mm
卵胞:右18.7mm

LH:2日以上先(反応出ず真っ白…)

LH=黄体化ホルモン

排卵前に急激に分泌されるため、排卵時期の予測に使用

明日の排卵はまずないという理由から、人工授精を16日目に行うと決定。

 

<16日目>

  • AIH当日

初回は自宅での採精となりました。

というのも、正直この頃は夫と今ほど仲が良くなく…喧嘩も良くしていました。

夫としては、妻がしつこいから治療に渋々応じたわけで、

自分でして容器に出す、ということに物凄く抵抗があるようでした。

 

早くに知っていたら、な…

 

Aクリニックでは採精から2時間以内にクリニックへ提出というルール。

禁欲期間は2~5日とされていました。

 

精液は調整して子宮内には0.5ml程度注入することになります。

提出から40分程度で精液の調整が終わり、培養士から精液所見の説明がありました。

 

クリニックによって検査項目は様々ですが、こちらのクリニックは以下の通り。

(括弧内は基準値・当時の値になりますので参考までに)

  1. 精液量(1.5ml以上)
  2. 精子濃度(15.0×100万/ml以上)
  3. 運動率(40%以上)
  4. 総運動精子数(9.0×100万個以上)
  5. 奇形率(26%以下)

 

結果は・・・

精子数的には充分だったのですが、

運動率が25%奇形率が38%ということで、

調整後は総運動精子数がたったの4.5×100万個まで減ってしまうことに。

 

精液は日々作られるため、

日によってかなり違いがある事は治療を通じて分かりましたが、

大分落ち込む結果で、男性外来も紹介されました。

 

たった1つの精子があればいい

頭では分かっていてもショックが大きかったです。

精子同士助け合うらしいですからね…数は多いに越したことは無い…。

 

人工授精の処置自体はいつもの内診台でものの10分程度。

特別安静の指示もありませんでした。

内膜:約9mm
卵胞:右20mm

 

HCG5000単位を筋肉注射(腕)して終了。

 

<24日目>

内膜:9.7mm

5分の診察のために1時間以上待ってて疲れました…。

 

TSH:3.16μIU/ml

卵管造影検査に油性の造影剤を使用した影響が出てきていました。

この日からチラーヂン25μgを1か月間服用。

 

(3週間後再診)

TSH:2.08μIU/ml

挙児希望は2.50以下が望ましいということで、

25μgを飲み終えてからチラーヂン12.5μgへ減薬し、経過観察。

 

<32日目>

何の手応えもなくリセット。

 

写真素材はフリー写真素材ぱくたそ様を利用しております