出産したい気持ちがコロナで消えた理由
こんばんは。ご無沙汰しています、夏祈です。
ふと思い至ったことがあります。
それは、自分が出産したいと強く願っていたのに、
コロナが理由で簡単に諦められたことです。
心から夫の子供を産みたかったのなら、
自分の子供を見てみたかったのなら、
どんな治療にも耐えて、
出産できる日まで走り抜けられたのではないのか。
私の『産みたい』がエゴでしかなかったことを確信しました。
自己肯定感が低いばかりに、
私は夫に尊敬されたかったのだ、と。
私は夫の希望を無視して、立ち合い出産である事を物凄く望んでいました。
出産という大仕事を乗り越えた妻として認めて尊敬してほしかったのです。
よくあるような自分の子を産んでくれた妻に頭が上がらない、的な。
そういうのを望んでいたから、コロナで立ち合いが困難になった状況、
出産しても意味がない、そういう心理じゃあないかと。
身勝手な話ですね。
南明奈さんの死産のニュースはとても驚いた。
普通に出産を迎えるだろうと勝手に考えてた。
気遣うコメントはいっぱいあったけれど、
ちょっと引っかかるものもあった。
また帰ってきてくれますよ、とか。
こういわれても、全く癒しにも慰めにもならないと思う。
生まれかわりを信じていないわけではないけど、
第1子は第1子でしかないよ、って言いたい。
次の子は次の子、第2子なんだよ、って。
私も当時は全然そんな風に思えてなかった。
よくある事だから気にしない!って言い聞かせて。
無かったことにしようとさえ思ってた。
ありがとうって思えていなかった。
来てくれた子供たちに向き合っていなかったから、
それを悟ってお空に帰っていったのかもしれない。
最低な母親だった。
後悔ばかりだ。
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