最後の妊娠検査薬陽性反応
こんばんは。
流産2回後、夫がようやく不妊治療に同意、
3年ほどかけて治療するも1度も妊娠できずに終わった夏祈(なつき)です。
不妊治療というのは精神的にもとてもハードで、
初診から約3ヵ月間、最初の人工授精を終えただけで心が折れました。
精液所見不良で夫が男性外来にかかる事にもなっていて、
それも終えてからでいいや…
そんな軽い気持ちで、治療を休むことにしました。
それが幸か不幸か…
休んだ最初の月に化学流産したのです。
1度の失敗くらいでめげずに治療に通っていたら…
どうなっていたでしょうか…。
ま、後の祭りですが。
その月は苦痛に思いながらも基礎体温だけはつけ続けていました。
- 22日目
明確な高温期に突入
- 38日目
高温期のまま出血
- 40日目
食欲不振、めまい
- 41日目(タイミングから3週間)
妊娠検査薬陽性反応
- 42日目
低温期へ移行
- 46日目
少量の出血継続
体調不良で寝てばかりいて、出血はだらだらと続きました。
高温期のままでおかしいな、と思い出血中にも関わらず検査薬をしたことで
妊娠しかけていたことに気が付いてしまいました。
その上、不妊治療の初診は月経開始から5日目まで。
通院時期を逃してしまった事で、翌月も治療をお休みに。
化学流産は流産に含めませんが、
これが、私にとっては最後の陽性反応でした。
そして、この間に行われた夫の男性外来での精液再検査。
(括弧内は基準値・当時の値になりますので参考までに)
前回は運動率が25%、奇形率が38%でしたが、
運動率は55%、奇形率は28%までに回復。
触診等もすべて異常なし、という結果でした。
クルーガーテストなる精子を染色して奇形などを調べたりするのも、
紹介はありましたが、結局やりませんでした。
奇形精子症であることが分かったとしても、原因は多くが不明。
治療法予防法も確立されていない、とのこと。
生活習慣の改善、漢方や抗酸化作用のサプリメントを服用するくらい。
医師に異常がないと言われた以上、
夫にこれ以上の負担をかけてはいけない、と思い何も勧めませんでした。
私さえなんとかすればいい。
自然妊娠もした、また化学流産もした、妊娠はできる。
まだまだ甘い考えのままでした。
自分が辿った感情の変化が書かれている本
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