妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

頑張る方向性の違い

こんばんは。

結婚10年、自然妊娠はすべて流産、

妊活も失敗して子なし人生に舵を切った夏祈(なつき)です。

 

憧れの仕事を辞めた私は、

また無職になって…時間的余裕ができました。

安直に、夫婦の時間も増えるだろうと期待していました。

 

私は、一度妊娠したことで恐怖というストッパーが外れ、

妊娠するにはタイミングを増やさなきゃいけない…

考え方も180度変わって性欲モンスター化しました。

 

一方で、夫は社会人として新人を卒業し、正念場を迎えていた頃。

まだ仕事での適度な力の抜き方も分かっていなかったし、

同期で誰が抜き出るか、そういう勝負時だったと思います。

 

そして夫の両親が、いつも夫へ掛ける言葉がありました。

 

『男は仕事してなんぼよ』

『夏祈ちゃんのために頑張りなさい』

 

義父は私の目から見ても仕事で成功していました。

出世街道をひた走っていて、頂上も見えつつあって、

夫も、仕事に関しては父を尊敬している、といつも言っていました。

※『仕事に関して』の前置きは絶対。夫に浮気は無さそう…な所に影響

 

ただ、その結果、少し屈折した考えが染みついていました。

 

仕事を死に物狂いで頑張る事=妻への愛情の大きさ

 

仕事を頑張っても、妻が喜ばないことが夫は不可解だったようです。

夫婦ともに頑張る方向を間違えていたのでした。

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