妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

AMHは高くても低くても怖いもの

こんばんは。

結婚10年、子供を諦めた夏祈(なつき)です。

 

不育症の保険内検査で問題がないと分かり、

すぐに不妊治療に入るための検査へと移りました。

生理中で妊娠可能性も無いことから、

翌週には子宮と卵管の検査を予約する順調さ。

私は意気揚々とスタートを切りました。

 

 

不妊治療のスクリーニング検査内容(1つ目のクリニック)

  1. 血液検査(低温期ホルモン値)
  2. 子宮卵管造影検査
  3. 子宮鏡検査

 

採血の内容は、以下の通り。

  • PRL(プロラクチン)
  • FSH(卵胞刺激ホルモン)
  • LH(黄体刺激ホルモン)
  • E2(エストラジオール)
  • TSH(甲状腺刺激ホルモン/2週連続)
  • AMH(抗ミュラー管ホルモン・自費)

 

採血ついでに興味本位でAMHも追加しました。

自費診療で6000円しました。

 

 

AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは卵巣予備機能の指標です。

 

加齢によって低下傾向を示し、

多嚢胞性卵巣症候群において高値になるホルモンです。

年齢別平均値として目安の値が出されていて、卵巣年齢とか言われがちですが、

ざっくり言うと卵胞になる前段階のものがどれだけあるかが分かります。

個人差も大きく、質のことは分かりません。

 

年齢の割に極端に数値が低い方は早期閉経の可能性を考え治療を早めたり、

治療の選択や計画に役立てるものです。

そして、AMHが低値だからといって、妊娠できないわけではありません。

 

私のAMH推移は以下の通りです。

2016年に3.71

2018年に5.45

実年齢より5歳ほど上の値が出た後、減少していくはずの値が上昇。

 

不妊治療中1度だけ医師から『多嚢胞って言われたことある?』と聞かれました。

エコー中、若干疑わしかったようですが、それっきり。

 

後に、私の不妊治療のラストとして受けた腹腔鏡手術で見た卵巣も、

疾患と言うまでのレベルではなかったそうです。

でも、軽く卵巣焼灼してもらったことで一時的に生理周期は短縮しました(現在は元通り)。

多嚢胞は疑惑のままです。

 

AMHについては、高すぎず低すぎずで治療がいらないなら深刻に考える必要はないです。

ただ、将来子供を持ちたいと考えているなら、

早期閉経などのリスクなどを確認するために、調べておいた方がいいと思います。

 

 

好スタートを切り、晴れやかな気分で不妊治療の第一歩を踏み出しました。

 

しかし、不育症検査と不妊症検査の採血項目が重複していたことに、

私は全く気付いていませんでした。

 

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※注意事項※

ブログ記載の基準値等は当時かつ私の手元の資料の値です

現状異なることがございますので、参考までにお願いいたします

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