ノーパン待機40分後の検査中止
こんばんは。夏祈(なつき)です。
寒暖差にやられて体調を崩し、連続投稿が途切れてしまいました。
さて、流産が2回連続し、夫もやっと不妊治療を認めてくれ、
不育症検査(異常なし)から不妊治療を開始しました。
タイミングよく検査予約も取れて、順調そのもの。
初診からわずか3週間で
子宮鏡検査と痛いと噂の卵管造影検査ができることになりました。
どちらの検査も妊娠可能性がわずかでもあると、検査は出来ません。
検査を行うならば月経終了~10日目の期間に、
性交渉禁止で臨むように言われました。
子宮鏡検査とは…
子宮内部へカメラを挿入し、生理食塩水で子宮を充満させて観察
子宮筋腫やポリープ、癒着の有無を確認
卵管造影検査とは…
子宮・卵管を造影剤で満たし、レントゲン撮影
卵管の通過性と子宮の形状の確認
卵管造影検査に関しては、造影剤に油性と水溶性の種類があります。
私が通っていたクリニックは油性でした。
油性の造影剤は妊娠率の向上が水溶性よりも高いことがメリットです。
卵管が完全閉塞で無い場合、卵管通過性向上の治療も兼ねていて、
おおむね6ヶ月程度、妊娠率向上が見込めます(ゴールデンタイム)。
ただ、粘性が強く体内に残存しやすいこと、
2日に渡るレントゲンによる被ばくと通院頻度、
水溶性に比べて痛みを感じやすいデメリットがあります。
水溶性は液性がさらさらで痛みが少なく、体内に残存しにくいこと、
当日のレントゲンだけで済み、来院回数を減らせるメリットがあります。
ゴールデンタイムがあるなら痛くても油性の造影剤がいい、
そう思っていた私は、迷うことなく同意書にサインしていました。
検査当日。
不織布のような使い捨て検査着に着替え、
シャワーキャップのようなものを被り…待機すること40分。
緊張のあまり急いで着替えたのに、一向に呼ばれない。
ワンピースの検査着とは言え、下半身は何もつけていない状態…
落ち着かないし冷えるし…つらい40分。
やっと手術室に呼ばれ、冷たい手術台の上で言われたのは、
『今日は子宮鏡だけになります』
詳しいことは医師から聞いてください、という看護師の言葉。
緊張はピーク。
ロボットの様に『分かりました』としか言えませんでした。
期待していたゴールデンタイムは先延ばし、
不妊治療が一時中断になってしまったのです。
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