妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

ビタミンD不足に気付くのが遅かったこと

こんばんは。

結婚10年、自然妊娠は2回とも流産し

不妊治療を始めるも上手くいかなかった夏祈(なつき)です。

 

不妊治療3年目(2年目は治療をお休み)、

2つ目の不妊治療クリニックで自分がビタミンD欠乏症であることを知りました。

 

ビタミンDは骨を丈夫にする等をよく聞きますが、

不足によって不妊(着床不全)にも関わってくると言われています。

 

ビタミンDは日本人の8割で不足、4割で欠乏しているという話もありますが、

積極的に摂取しましょうというのも、あまり聞かない気がします。

 

ビタミンDは日光に当たれば体内で生成できるため、

私は過剰摂取を心配し、サプリメントで補充することは考えていませんでした。

 

日焼け止めが苦手で全身塗りたくるようなことはしないし、

極端に日光を避けることもしていないから、大丈夫。

そんな風に思っていました。

 

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初回の検査で25OHビタミンDは22『不足』の診断。

※基準値30~50

 

この日から一般的な1日分のビタミンDサプリメントの倍量、

2000IUを服用し始めました。

 

約2か月後の再検査では、

25OHビタミンDは19『欠乏』の診断。

 

まさかの、サプリメント服用で不足からさらに欠乏になるという事態。

多分欠乏にかなり等しい状態が、ずっと続いてきたんだろうと推測します。

 

欠乏の診断になってからは、5000IUへ増量し、

医師からも、妊娠後まで内服を続けるように指示されました。

 

 

そして再検査から約5か月後、

25OHビタミンDは37.8でまで向上したのです…。

 

 

ビタミンDのサプリメントは安価な部類ではありますが、

1日の5倍量飲むことになるとは思わず驚きました。

 

後日知った話ですが、市販サプリメントのビタミンDは不活性型であり、

体内で再生成を経て活性型に置き換えられるようなので、

過剰摂取にそこまで神経質にならなくて良いようです。

 

また、サプリメントにおける1日分1000IUは

万人に当てはまる1日分ではないこと。

 

人によってビタミンDの不足程度は異なるので当然と言えば当然ですが、

サプリメントの表示をそのまま受け取って、

1日分摂取しているから大丈夫、にはならないということを痛感しました。

 

不妊治療を辞めた今は減量していますが、服用は継続しています。

 

テレワーク、在宅勤務が増える中で日光に当たることが少なくなっている今、

ビタミンD不足がさらに深刻化しているんじゃないかと思います。

サプリメントで補うことも考えてみてください。

 

一番最初に手に取ったDHCのビタミンD

 

その後長年飲んでいる1粒1200IUのファンケルのビタミンD(90日分)

 

 

 

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