妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

結婚まで6年もかかった理由

こんばんは。

結婚10年、妊活に失敗した夏祈(なつき)です。

 

私は女性と交際した後、初めて付きあった男性と結婚しました。

大学生で出会って、交際期間は6年にもなりました。

 

箱入り娘として育てられてしまい、

高校時代もバイト禁止、

男と付きあったら勘当するだの言われて育ちました。

 

過去の出来事もあって、親は過保護にするしか守る術はない…

そういう考えだったのかもしれません。

 

だから、一人暮らししたいという希望も反対され、

中学からの友人とのルームシェアも反対され…。

 

妥協案で祖父母の家に住まわせてもらったりもしましたが、

私は家出して彼の部屋に転がり込んだり、やりたい放題でした。

 

一方で私は、勘当するなんて言われたことを本気にして、

交際4年も経過するまで両親に打ち明けられなかったのです。

 

 

彼からは大学卒業と同時に

『一緒に暮らそう』という提案もありました。

 

それなのに・・・私は承諾できませんでした。

 

自立したかったんです。

 

ずっと反対されてきたから、一人暮らしがしてみたかったのです。

身の回りの事がどこまで出来るのか、試したかったのです。

 

だから、実家住まいから即同棲する勇気がありませんでした…。

 

加えて、卒業時点では怖くて…

男性と交際していることを…両親に言えなかった…。

 

この時に、両親に交際を打ち明けて同棲を開始していたら、

結婚も早まって子供にも恵まれて、

普通の主婦をしていたんじゃないかと思います。

 

 

妊活失敗への一歩を踏み出してしまった気がします。

 

 

一人暮らしは快適でした。

 

でも金融危機真っ只中、正社員ではあるものの

零細企業だった私はボーナスカット、その後も寸志のみ…

貯金など殆どできない状態でした。

 

初めてのアパートの更新と同時に、彼に同棲を提案しました。

家賃の節約というのを名目に。

 

しかし却下。

 

彼としては仕送りで生活していた大学生活が終わり、

自分で稼いで自由に使う、その楽しさを知ったのでしょう。

 

そんな時に、

彼女がお金が勿体ないから一緒に暮らそうなんて言い出す…

怖いですよね。

 

最悪のタイミングだったようです。

 

それとは別に、彼と両親が初めて対面した日、

父は『今後をどう考えているのか』を尋ねていたそうです。

 

…私が知らない所で。

 

男同士の約束。 

結婚は社会人として3年働いてから。

 

同棲拒否、気持ちをどん底に突き落とされたのは…何だったのか。

今では笑えますけど…。

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そして図らずも…震災婚になるのでした。

 

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