妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

これだ!って思える本に出会った

こんばんは。

不器用すぎて新生活にまだまだ順応しきれていない夏祈です。

ちっとも更新できないながらも、とある本に出会いました。

 

 

三色のキャラメル

不妊と向き合ったからこそわかったこと

 

サブタイトルにある通り、不妊を経験され、6年間の治療を経て

子どもの居ない人生を歩んでいる方の本です。

 

本の中程に書かれていた、永森さんのお母さんの言葉が、

私の実母がくれた言葉と同じで…視界が滲みました。

 

私が辿ってきた心の揺れが、全部、この本には書かれていました。

 

もう共感の嵐で、一気に読み。

 

 

子供への執着を手放せたのは…、私はコロナがあったから。

永森さんにとっては、愛猫や身近な人の死。

 

諦めがつくとき、何かにポンっと背中を押される感覚がある。

ただ、それを迎えるまでは、本当に辛くて仕方なかった。

 

流産だけで子供が持てないまま終わるなんてあり得ない。

自然妊娠したんだから、治療したら大丈夫でしょ?

 

 

健康でいられること、夫がいてくれること、

風雨をしのぐ家があって、着るものにも食べるものにも困らない。

どれだけの幸運の中にいるか、恵まれているか、

分かっているようで分からない状態だった。

 

 

結婚も10年になれば、周りもだんだん察してくれて、

新婚時の様に『子供は?』なんて聞かれなくもなってくる。

 

ただ。

出来なかった人って思われてるのは、ちょっと悔しい。

訳あって産めなかった子が2人います!

無事生まれていたら6歳と4歳の子供がいます!って言いたい。

 

 

良かったら、読んでみてください。