妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

人は変えられない、変えられるのは自分だけ

こんばんは。

結婚10年、自然妊娠はすべて流産に終わり、

不妊治療では1度も妊娠できなかった夏祈(なつき)です。

 

妊娠検査薬で陽性を見てから約1ヶ月後、

私は流産手術を受けました。

 

胎嚢は大きくならず、心拍も確認できず流産が確定して、

自然排出を待たずに日を決めて手術を予約しました。

 

手術は日帰りだけれど、全身麻酔のため帰りの迎えは必須

 

妊娠判明を流産確定するまで夫に告げなかった私は、

妊娠と流産と手術のことを、一度に言うことになりました。

 

少しだけ、夫の反応に期待していました。

 

子供ができたら変わるとか、

産まれたら変わるとか、そんな心境と同じ。

 

手術になったら心配してくれるんじゃないか…。

 

でも、この頃も夫は仕事人間。

特別心配する素振りもなく『迎えに行けばいいのね』と、あっさり。

都内近郊への出張があるらしく、朝からの付き添いは無理だと。

 

思いやりの無さにがっかりしつつも、

自分で何とかしなくちゃ…と思い詰めていました。

 

人は変えられない、変えられるのは自分だけ。

 

この時に痛感しました。

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そして思い詰めた結果、 

私は個室を選ばず、4人部屋を選択しました。 

 

大体の人が個室を選んでいるそうです。

妊婦さんと同室で過ごすなんて、普通は避けたくなるでしょう。

 

予約の時も、手術日当日も、

看護師さんが何度も何度も確認し、尋ね、心配してくれました。

 

でも、4人部屋でお願いします、と言い切りました。

 

なんだか、ひとりになりたくない気持ちでした…。

 

 

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