自然妊娠の自負が落とし穴
こんばんは。
自然妊娠はすべて流産、不妊治療でも妊娠できず
子供を諦めることにした夏祈(なつき)です。
夫の反対を押し切る形で、不妊治療の許可を得た私は
不育症検査から治療を始めることにしました。
譲歩のつもりで、病院選びは夫の通勤範囲から探しました。
まだ、そこまで不育症という言葉が浸透していなかった時代、
HPで不育症について書いてあるところは多くありませんでした。
大病院ではなくドクターは一人で、変わることがないのがいいと思い、
不育症の検査ができる、不妊治療の病院に決めました。
この頃は、自然妊娠していることが自信になっていました。
とりあえず、何か引っかかればいいな、という安易な考えで、
保険適用される検査だけ受けることにしました。
不妊治療を甘く見ていた証拠です。
結果、特別問題無し、と診断されます。
保険適用内の不育症検査項目は次回のブログで書きますが、
今回問題なかった値も、
次のクリニックでは基準値から外れ治療対象でした。
そして、保険適用外の検査でビタミンD欠乏症であることも発覚します。
それらは決して、絶対妊娠できない要素ではありません。
私はどっぷりと不妊治療の泥沼にはまっていくのです…。
不育症は検査しても原因が分からないことが約7割、
原因が判明したとしても治療する方法がないリスク因子も存在します。
だからといって、妊娠できないということではありません。
リスク因子を持ちながらも、無治療で妊娠出産している方は沢山います。
不育症の検査はリスク因子が認められれば、その低減に役立てられる、
そういう位置づけだと私は解釈しています。
また不育症における基準値の判断は医師によって異なったり、
日々研究が進むことで見解が変わっています。
このブログで書いている情報は当時の情報ですので、その点ご了承ください。
不育症についてこちらにも記載しました↓
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