自然にこだわってしまったこと
こんばんは。夏祈(なつき)です。
何もしなくても2回妊娠して、どっちも流産。
それでもいつかは絶対、子供を産むだろうと思っていました。
流産手術の術後検診を終えた後、
病院を振り返って心の中で宣誓していました。
『必ず、出産で戻ってきます!』
不妊治療したら大丈夫って思っていたんです。
でも、結局妊活は失敗。
誓いは叶わぬこととなりました…。
元々、素直過ぎるというか、冗談を真に受けてしまう所がありました。
治療に行くと、大体『まだ若いから…』という枕詞が付きました。
次第に『本当に大丈夫なのかも…』と思えてきたりして、
治療をお休みしたら、とか
自然に任せたら、とか
あきらめた頃に…、とか
色々と都合よく考える癖がついていきました。
治療の最初の頃は『自然妊娠してるからね…(大丈夫でしょう)』
なんて言われたりもして、
やっぱりそうだよね!って相当楽観的になっていました。
でも、そんなことはないです。
まだ若いとか自然に妊娠できたからとか、すぐに忘れて、
気持ちを切り換えて、さっさと体外受精をするべきでした。
中には若いうちにやっておいた方が成功率も高いよ、
と忠告してくれる方とも出会ったのに、無駄にしてしまいました。
最後のひと押しは、コロナです。
より厳しい環境下で自分は産み育てることができるのか、
治療を始めた頃の、何だってやってやる!!という決意が揺らいで、
最後に残っていた意志の柱が、小枝のように折れました。
写真素材はフリー写真素材ぱくたそ様を利用しております