妊活『失敗』談

妊活成功者の言葉に疲れてしまった人へ。上手くいかなかった人がここにいます。私のようにならないで欲しいから伝えたいこと。

頭でっかちになってしまったこと

こんばんは。

結婚10年、自然妊娠はすべて流産、

妊活も失敗し、子なし人生に舵を切った夏祈(なつき)です。

 

通院日記ホルモン検査に続く次のぺージは半年後。

さっそく最初の流産になっていきます。

 

その間半年ほど。

夫に内緒のホルモンの検査は『異常なし』夫婦で出直してこい!となって、

挫折した私は、妊娠について自己学習を始めてしまいました。

 

というのも、実はこの時点で私は無職。

終電帰宅と休日出勤で消耗、妻としての役割もはたせない生活、

会社の先輩にも『子供つくんないの?』なんて言われ始め、

 

こんな環境のせいだ・・・

ストレスを減らせば授かれるはず…!

 

そんな思いで、新卒で入社した会社を5年半で辞めました。

すぐに妊娠できるでしょ、と高をくくっていました。

 

 

無職には時間があって、

インターネットという情報の海に溺れて、

知識だけ蓄え、頭でっかちになっていきました。

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結婚生活も3年目にもなると新鮮味も薄れ、

夫は仕事が忙しくて、セックスする余裕がなくなりました。

 

一方で、私は求めてもらえない日々が苦痛になっていました。

 

子供が好きで、結婚当初は嬉々として子づくり計画を語っていた夫。

『子供欲しいんでしょ?』

と、配慮もせず迫り、よく喧嘩になりました。

 

性欲旺盛に変貌した私に、夫は完全に引いていました。

 

 

もちろん不妊症の検査についても、夫は反対しました。

 

食い下がってお願いし続けて…取り付けた約束は、

避妊を止めて2年経過したら検査してもいい、ということ。

 

当時は避妊を止めて2年妊娠しないこと不妊症の定義でした…。

それに夫が仕方なく応じてくれた形でした。

 

☆☆☆

 

この頃に存在を知っていたら使いたかった物。

自宅で人工授精(シリンジ法)できる商品です。

私たちは、後々治療の合間に使用しました。

連日のセックスは厳しいけど、自己採取なら可能という場合、

そもそもセックスが困難・苦手な場合に活用できます。

男性側に抵抗がなければですが…。

女性側としてはカテーテルは柔らかいですので、痛みもありません。

 

当時調べていたこと

 

食生活

適正体重の維持・痩せすぎも妊娠しにくい

アルコール・カフェインを控える

 

亜鉛…不足すると卵胞の成熟や受精卵の分割が進まなくなるおそれ

鉄分…不足すると卵の成育に必要なエネルギーがつくれなくなるおそれ

 

トランス脂肪酸を使用した製品を避ける

オリーブオイルなどの不飽和脂肪酸の摂取を増やす

植物性タンパク質を摂取する

睡眠

体内時計は25時間、リセットし狂わせないようにする。

睡眠ホルモンメラトニンには強い抗酸化作用があり、

生殖細胞を保護する働きが備わっている。

夜は12時までに暗くして寝ること。

決まった時間に起きること(カーテンを開け日を浴びること)。

適度な運動・腹式呼吸

 

妊娠確率

1周期20%程度

男性の禁欲期間は短い方が良い

排卵日2日前が妊娠率のピーク

 

精子のこと

精子は子宮頚管から子宮へ移動し、そこから左右の卵管内→卵管膨大部に向かう。

数千万~数億の精子が膨大部到達時には数百個まで減ってしまうと言われる。

精子が生きていられるのは5日間ほど。

特に元気なのは約48時間

 

卵子のこと

卵子は卵巣から排出されると卵管采から卵管内に取り込まれる。

受精できる期間は24時間ほど。

新鮮なのは約6時間

 

受精のこと

精子卵子共に生存期間に出会わなければ妊娠は起こらない。

卵子が生きている時間の方が短いので、

卵管膨大部に精子が待機しているところに卵子がやってくるのが理想。

 

 

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